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債務整理の手続きをする前に、まずは現状を把握することが大切です。どのくらい借金があり、月々の返済のためにはどのくらい生活を切り詰めればよいのかを把握して、債務整理する必要があるのか、もう一度考えてみましょう。
現状を把握して返済計画を見直してみる
また、返済計画を立て直すために、自分の可処分所得を把握する必要があります。
可処分所得とは、収入から生活費などを除いて、自分が自由に使えるお金のことです。
医療費など不定期で必要になる出費も考慮しながら、切り詰められるところは切り詰めて、月々の返済ができるように計画してみましょう。
無駄な出費を防ぐには、家計簿や金銭出納帳を利用するのがおすすめです。何に使ったか思い出せないけど、今月分のお金がもう残りわずか……なんてことにならないように、お金を使ったら領収書やレシートをとっておくように習慣づけると良いでしょう。
返済計画の立案を専門家に相談してみる
弁護士やファイナンシャル・プランナーなど、専門家に相談してみるという方法もあります。自分の状況や収支を把握した上で、最適な返済計画を立案してくれることでしょう。
自分で立てた返済計画が上手くいかない方は参考にしてみてください。
返済計画を立て直してもどうにもならない場合、最終的には債務整理するという方法があります。その時は、弁護士や司法書士といった専門家に、自分の状況に合った債務整理手続きについて相談してみましょう。
法律の専門家である弁護士や司法書士に相談をするのは敷居が高いと思っている人もいるかもしれません。ところが、実際は個人を主な対象とする法律事務所では、借金問題の相談は無料対応しているところもたくさんあって、気軽に問い合わせできる存在です。
債務整理手続きは専門知識が不可欠ですが、プロにとってはお馴染みの業務でもあるので、時間をかけず解決策を見出してくれるでしょう。
また、債務整理を依頼した後も、2度と借金を繰り返さないためのアドバイスなどをもらえると思いますよ。