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借金に苦しんで債務整理をする前に、まずは身内に相談してみることをおすすめします。
金銭的・精神的な支えとなる家族に相談
様々な事情があるとは思いますが、両親や配偶者などに借金を内緒にしている方は、なるべくすみやかに相談してみてください。
2度と借金を繰り返さないと反省しているのであれば、きっと力になってくれるでしょう。家族は、金銭面だけでなく、精神的な支えになる大切な存在です。
身内がいない方は、力になってくれそうな友人などに相談してみましょう。1人で悩んで思い詰めてしまうのだけは止めてくださいね。
自分だけでどれだけ知恵を絞ってもできることには限界があります。借金に苦しんでいる人が、目先の返済をするために借金を重ねて多重債務者になってしまうのは、客観的な判断力が鈍っていることとも無関係ではありません。冷静に意見をしてくれる人がいれば、悪循環を絶ってより良い選択も考えられると思います。
2度と借金を繰り返さないためには
もう借入れを繰り返さないためには、なぜこうなったのかを考えることが大切です。ギャンブルや浪費癖が借金の原因であれば、止めるように見直さなければいけません。
また、他力本願でどうにかしてもらおうと考える前に、まずは自分の意識を改善する必要があります。家計簿などで収支を把握して、それに生活レベルを合わせるなどの努力をしてみてください。
それでも借金の誘惑に負けてしまいそうな人は、次のような対策をとると良いでしょう。
- 都道府県の貸金業協会に「貸付禁止依頼書」を提出して、借入れできないようにする。
- 借金の原因となるような悪い交友関係は断ち切る。
- 債務整理などをして、ブラックリストに掲載されてしまう。
- 借金の担保になりそうな資産(土地や住宅など)がある場合は、名義を変えてしまう。
借金を繰り返さないようにするためにも、家族は心強い支えになってくれるでしょう。だから身内にはなるべく隠さずに話しておくべきです。勇気を出して相談してみましょう。