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ここでは過払い金にまつわるQ&Aをご紹介しています。過払い金に関することで不安を持っている方は参考にしてください
過払い金があるかどうかは、どうやって調べるのでしょうか?
これまでの取引履歴を各会社から取り寄せ、それらを「利息上限法に定められた上限利率」で計算すれば、過払い金が発生しているかどうかわかります。しかし、履歴の取り寄せや計算などは専門的な分野になるので、やはり専門家に任せた方が良いと思います。
過払い金返還請求は、自分で行なうことはできますか?
ご自身で手続きを進めることは可能です。 しかし代理人を立てないと、賃金業者がなかなか返還に応じなかったり、減額を要求してきたりなど、不利になるケースが多い傾向があります。専門家に依頼した方が、スムーズに解決できます。
相手の金融業者が倒産している場合はどうなりますか?
完全に倒産してしまった場合、残念ながら請求はできません。過払い金は金融業者にとっては負債として扱われるので、倒産してしまうと過払い金も消滅してしまうのです。しかし救済措置として、倒産後の一定期間は過払い金請求を受け付ける期間があります。しかし、全額返金の可能性は低くなります。
過払い請求訴訟は、どれくらいの期間がかかるのでしょうか?
特に争う点がなく、訴訟提起だけで和解に至ることができれば、1ヶ月くらいです。 ただし取引個数に争いがある場合は、簡易裁判所だと3、4ヶ月ぐらいかかる可能性があります。また地方裁判所の場合だと4~6ヶ月かかる場合もるので気を付けましょう。
過払い訴訟を行った相手に、訴訟費用を請求できますか?
判決が出た場合は請求できます。 ただし和解した場合は、印紙や切手代など訴訟費用実費をが負担しなくてはなりません。 前もって主張を行っていれば、訴訟代理人費用について請求できる場合もあります。
判決が下されても、相手がお金を還さないことはありますか?
そういったこともあります。 その場合、判決に基づく強制執行をし、過払い金の回収を行います。 大手の業者は、判決が下りたら支払いをしてくることがほとんどです。